社会的証明の恐ろしさ【ただなんとなく】人生を歩んでませんか?

メンタルブロガーるみおです。

 

突然ですがただなんとなく人生を歩んでいませんか?

 

ほとんどの人が、

「そんなことない」と答えるかもしれません。

 

だけどわたしは、

ほとんどの人がただなんとなく、

人生を歩んでいると思うんですよね。

 

恐ろしいのはその多くの人がその事実に気が付いていないことにあると思います。

 

37歳引きこもりニートの話

 

わたしが18才の時、

就職か進学かの進路を選択する時に、

みんな当たり前に大学進学をしていました。

 

ずーっと「勉強おもろない」嫌やわぁとかいいながら、

中学、高校生活を送っていた友人でさえ大学へ進学していました。

 

そしてある時聞いたんです。

 

何であんなに勉強嫌って言ってたのに進学したん?って。

 

友人はこう答えました「みんなが行ってるから」だと。

 

わたしは 17才で家を出て彼女と同棲していて、

言わばみんなと違う生き方だったので、

正直理解に苦しみました。

 

その元友人とは自然と遊ぶ回数が減っていったんですが、

よくクソつまらなさそうに大学の話をしていました。

 

そんな感じの友人だったんで大学時代の友達はゼロ、

大学に進学をしたにも関わらず就職もしていません。

 

そして誰とも関わりをもたなくなり、

今でも引きこもりを続けています。

 

社会的証明の恐ろしさ

 

ここでは【社会的証明】という心理が働いています。

 

 

□社会的証明とは

多数のしている行動が正しい事のように思えてしまう心理現象のこと。

 

 

この社会的証明の怖いとこは、

多数の行動があきらかに間違っている事でも、

正しいのではないかと錯覚してしまうことにあります。

 

例えば街中を歩いている時に、

しゃがみ込んでいる人がいたら、

何してんだろう?と思いながらも通り過ぎてしまうかもしれません。

 

でも街中を歩いている時に、

全員がいきなりしゃがみ込んだら、

あなたは立ち止まり不安になってしまうのではないでしょうか。

 

この感覚が非常に怖いとわたしは思ってます。

 

人生が苦しくなるのは、

このように他人の人生をただなんとなく歩んでいるからではないでしょうか。

 

元友人も、

「みんなが行っているから」ではなく、

自分の意志で進路を選択できていれば、

人生は変わっていたかもしれません。

子供の頃から洗脳は始まっている

 

わたしたちは子供の頃から洗脳されています。

 

義務教育は中学まで、

なのに当たり前のように大学まで出るのは何故でしょうか。

 

普通に考えてみればおかしいですよね、

大学進学までが義務であるかのようになっています。

 

今の大人達は、

社会に出てからはどんな理不尽にも耐え、

  • 8時間労働
  • 残業
  • 休日出勤

人生の時間を会社のために使ってきたと言っても過言ではない生き方をしてきています。

 

すごく立派な事だとは思います。

 

ただどうして、

我慢して、我慢して、我慢して、

そんな過酷な生き方を子供達に押し付けてしまったのか。

 

日本人の幸福度調査で、

いつも満足度が低い理由は明らかだと思います。

 

わたしも毎日疲れ果てた顔の父親に、

学校に行ってちゃんと就職するようにと洗脳を受けてきました。

 

子供の頃から、

疲れ果てた顔を見せられ、

その生き方が正しいんだと教えられ、

誰がそんな人生に希望を抱けるんでしょうね。

 

今の若い人達が人生に希望が持てないといった悩みは、

こういった背景もあるのではないでしょうか。

 

日本の遺伝子はネガティブにできている

 

日本人はネガティブな構造になっていると、

ある研究結果で明らかになっているんですよね。

 

日本で自殺が多いのは、

ネガティブな遺伝子でありながら、

我慢する風潮が当たり前になっているからではないでしょうか。

 

最後は自分と戦え

 

そのまま社会的証明に任せてしんどいと思いながら生きて行くか。

 

まったく別の人生を歩み始めるかはあなた次第です。

 

ただ別の人生を歩むって言っても、

今更変えられないと思うかもしれません。

 

でも考え見て下さい、

しんどいと思いながら生きて行く先に、

明るい人生が待っているのでしょうか。

 

これも科学で明らかになっているのですが。

心理学的注意点

人は未来に対しては根拠もなく、良くなっていると考え、逆に過去に対しては、過小評価するようにできています。

 

あなたも心当たりがあるのではないでしょうか。

 

【みんなと一緒】を選んだ結果今の人生があり、

選んだ時はただなんとなく、

みんながしているから安心だと勝手に思い込んでいたのではないでしょうか。

 

もし 2つの選択肢があり、

どちらも未来が不明確なら、

【やりたい方へ進む方】が、

楽しい人生が待っているとわたしは思います。